第43回日本顔面神経学会

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会長挨拶

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会長挨拶

会長挨拶

第43回
日本顔面神経学会

会長 羽藤 直人 
(愛媛大学医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授) 

2020年5月28日(木)、29日(金)の2日間、愛媛県松山市の「道後温泉」におきまして伝統ある日本顔面神経学会を開催させていただけることを、嬉しくまた大変光栄に存じます。松山市での本会の開催は、顔面神経研究会時代の1985年に、第8回を柳原尚明先生が開催されてから35年来、2度目となります。この間に本会は研究会から学会に移行、規模も拡大し、より重要な学術集会に発展して参りました。耳鼻咽喉科、形成外科、脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション科、麻酔科などの多領域連携に加え、解剖学や発生学、ウイルス学等の基礎医学、近年では理学療法士や言語聴覚士などの参加者も増え、より学際的な特色が色濃くなってきております。

第43回の本会は「温故知新」をテーマとさせていただきました。Neuroscienceとしての顔面神経学を極め更に発展させるには、過去の優れた知見を振り返り、新たな一歩を踏み出す必要があります。幸いなことに日本顔面神経学会には、Facial Nerve Research Japanという機関誌に、必要十分な記録と歴史が集積されています。過去42回分の誌面を読み返し、あらためて本学会の世界に誇れる優れた業績を認識し、これまでの集大成ともいえる学術集会にできればと考えております。要望演題として「研究会時代のリバイバル演題」を募集し、過去の優れたご発表を令和の時代にアップデートいただければと考えております。特別企画としては、村上信五元理事長および名古屋大学手の外科学の平田 仁教授に、スポンサードセミナーやランチョンセミナーを兼ねた特別講演をいただく予定です。シンポジウムやパネルディスカッションとしては、「Bell麻痺・Hunt症候群の後遺症に対する形成外科的アプローチ」、「フィジカルセラピーの新展開」、「Hunt症候群の治癒率向上への挑戦」、「鼓索神経の謎に迫る」、「新しい顔面神経麻痺評価法と柳原法の融合」、「手術VTRセッション-顔面神経の扱い方-」など盛り沢山な企画を準備しております。それぞれ各領域を代表する演者の先生方から興味深いご発表をいただける予定です。また、2021年5月19日から22日に韓国ソウルで開催予定の14th International Facial Nerve Symposiumの日韓合同キックオフセミナーを予定しております。Cho会長をはじめ、韓国顔面神経研究会からの精鋭に多数ご参加いただく予定です。

「道後温泉」は3000年の歴史ある日本最古の温泉で、アルカリ性単純泉のなめらかな湯質は、疲労回復や美肌の効能があり、「美人の湯」としても知られています。日頃のお疲れを癒しつつ学会に参加し、英気と英知を養っていただければ幸いです。5月末の愛媛は気候的にも過ごしやすく、瀬戸内の海の幸や石鎚山麓の山の幸にも恵まれたベストシーズンです。多くの皆様にお越しいただき、「温泉」「湯上りビールorポンジュース」「学会」の幸せのトライアングルを楽しんでいただきたいと思います。なお、本会は究極のクールビスの浴衣でのご参加も歓迎いたします。リラックスしつつ熱い議論で本会を盛り上げていただければ幸いです。皆様のご来松を、心よりお待ちしております。